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▶四国ストーマリハビリテーション講習会の目的と歴史
 
 ・四国ストーマリハビリテーション講習会の目的
 ・四国ストーマリハビリテーション講習会の歴史
 
 <四国ストーマリハビリテーション講習会の目的

 本会は、四国地方全域へのストーマリハビリテーションに関する基本的な知識、技能、及び態度の向上を目的として講習会を開催している。
1)当講習会の学習目標について
(1)基礎コースの学習目標
日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会(以下JSSCR)認定の講習会として、学会提 示の学習目標に沿って、20時間の講習を受講生に提供するものである
学会提示の学習目標の内容を元に、当講習会の特徴を加えて当講習会の基礎コースの学習目標 を決定している
(2)フォローアップコースの学習目標
フォローアップコースは当講習会独自のものであり、基礎コース修了者がストーマ・排泄ケア をさらに深く学べるよう作成している
2)当講習会修了者が得られる資格
(1)「人工肛門・人工膀胱術前処置加算 450点」
  人工肛門のケアに従事した経験が5年以上ある看護師が、当講習会の修了書を厚生支局に届け出ることで、上記診療報酬の算定要件を満たす事ができる
(2)ストーマ認定士 申請要件
JSSCR 認定の「ストーマ認定士」を申請することができる
(3)ストーマリハビリテーション講習会リーダーシップコース 受講資格
リーダーシップコースは、全国の基礎コース修了者が、さらに深くストーマリハビリテーションについて学ぶための講習会で、毎年7月下旬に東京都狛江市の慈恵医大第三病院内で4日間開催される。
3)当講習会講師・運営担当者が得られる資格
(1)JSSCR教育委員会主催 教育ワークショップへの参加
教育ワークショップは、教育法の基本、学習目標の作成について学べるセミナーで、毎年各講習会 持ち回りで開催されている。当講習会講師は、教育ワークショップの受講があることが望ましいと している
(2)JSSCR講習会委員会主催 講習会講師のためのセミナーへの参加
講習会講師の講義技術向上を目的に講師を対象に開催しているセミナーで、毎年学術集会開催時に各講習会からの応募をうけている。
(3)ストーマリハビリテーション講習会リーダーシップコース 受講資格
上記の講習会の応募には、一般応募枠と各講習会からの推薦枠があり、当講習会から推薦している
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 <四国ストーマリハビリテーション講習会の歴史
 当講習会は、1990年に中国・四国ストーマリハビリテーション講習会として発足した。発足当初は医師1名を含むET(Enterostomal Therapist)3名と医師2名、看護師3名で発起し、受講修了者などのボランティア支援を受け運営にあたった。1995年の認定看護師制度の発足後、皮膚・排泄ケア認定看護師の増加に伴い、2007年には、受講希望にこたえる目的で中国地方とは別れて、四国地方のみでの開催を開始し、名称を四国ストーマリハビリテーション講習会と改名した。この頃より、数名の医師を含めて、皮膚・排泄ケア認定看護師が運営・講師・ボランティアに至るまでの役割を担うようになった。2010年には、基礎コースに加えて全国に先駆けフォローアップコースを開始した。
 
<中国四国SR講習会の歴史>
開催年月日 開催地 修了者数
1 平成2年(1990年)10月20日~21日 広島 64
2 平成3年(1991年)10月19日~20日 広島 63
3 平成4年(1992年)10月24日~25日 広島 62
4 平成5年(1993年)10月23日~24日 香川 66
5 平成6年(1994年)10月21日~23日 広島 71
6 平成7年(1995年)10月13日~15日 広島 75
7 平成8年(1996年)10月18日~20日 香川 73
8 平成9年(1997年)10月17日~19日 香川 73
9 平成10年(1998年)6月22日~24日 広島 80
10 平成11年(1999年)6月22日~24日 香川 88
11 平成12年(2000年)10月20日~22日 丸亀 101
12 平成13年(2001年)10月12日~14日 丸亀 109
13 平成14年(2002年)10月11日~13日 広島 100
14 平成15年(2003年)10月10日~12日 広島 88
15 平成16年(2004年)10月9日~11日 岡山 90
16 平成17年(2005年)9月30日~2日 岡山 89
17 平成18年(2006年)6月9日~11日 高知 47
17 平成18年(2006年)10月6日~8日 広島
 
<四国SR講習会の歴史>
開催年月日 開催地 運営本部長 基礎 フォ
ロー
18 平成19年(2007年)6月22日~24日 高松市 山本由利子 59
19 平成20年(2008年)11月7日~9日 高松市 山本由利子 65
20 平成21年(2009年)10月23日~25日 高松市 山本由利子 62
21 平成22年(2010年)10月22日~24日 南国市 岡本  節 62 19
22 平成23年(2011年)10月21日~23日 徳島市 山本由利子 70 20
23 平成24年(2012年)10月19日~21日 高知市 岡本  節 76 27
24 平成25年(2013年)11月2日~4日 三木町 門田 千晶 69 30
25 平成26年(2014年)10月17日~19日 松山市 山木 一恵 69 28
26 平成27年(2015年)10月9日~11日 徳島市 政田 美喜 99 31
27 平成28年(2016年)10月21日~23日 高知市 片岡  薫 77 33
28 平成29年(2017年)11月23日~25日 高松市 近石 昌子 98 40
29 平成30年(2018年)11月30日~12月2日 東温市 杉本はるみ 105 40
30 令和2年(2020年)2月22日~2月24日 蔵本町 三谷 和江 80 22
31 令和3年(2022年)12月3日 東温市 山本由利子 38
令和3年(2022年)12月3日 松山市
令和3年(2022年)12月10日 高知市 23
令和4年(2023年)1月21日 徳島市 16
令和4年(2023年)1月28日 高松市 39
令和4年(2023年)3月11日(臨時) 吉野川市 1
 
*講習会をとりまく情勢
2014年の診療報酬改定により「人工肛門・人工膀胱術前処置加算 450点」が新設され、日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会の認定した20時間以上の講習会の修了することが必要になった。また、それをうけて日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会の認定講習会としての認定を受けることが必要で、5年ごとに認定申請をしている。
皮膚・排泄ケア認定看護師の増加により、運営を香川・徳島と高知・愛媛に分けて運営するようになった 。
コロナウィルス流行により2021年は開催を見送った 。
2022年よりe-ラーニングと集合研修を併用し、運営を四国各県にわけて開催するようになった 。
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事務局:〒781-8555 高知県高知市池2125番地1 
高知医療センター(看護局)竹崎 陽子
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